ExnessのMT4は、レバレッジ無制限・低スプレッド・EA自動売買対応という3つの強みを持つ取引環境です。新規口座開設時にはMT5口座が自動作成されるため、MT4を使うには追加で口座を開設する必要があります。
この記事では、MT4口座の作成からダウンロード・ログイン・初期設定・注文方法まで、一連の流れを解説します。
MT4を選ぶべき理由
EA(自動売買)はMT4が主流
自動売買EAの世界ではMT4が圧倒的なシェアを持っています。MT5も徐々にシェアを広げていますが、現時点で流通しているEAの大半はMT4用。EA運用を考えているならMT4一択です。
Exness × MT4の強み
- レバレッジ無制限(口座残高1,000ドル未満の場合)
- スプレッド業界最狭水準(ロースプレッド口座でドル円0.0pips〜)
- 約定スピードが速い(スキャルピング・EA運用に最適)
- ロスカット水準0%(証拠金が0になるまでポジション維持可能)
MT4とMT5の違い
| 項目 | MT4 | MT5 |
|---|---|---|
| EA対応 | 圧倒的に多い | 少ない |
| 時間足 | 9種類 | 21種類 |
| 注文方法 | 4種類 | 6種類(ストップリミット追加) |
| 銘柄数 | Exnessでは一部制限あり | MT5の方が多い |
| 動作速度 | 軽い | やや重い |
EA運用・軽さ重視ならMT4。銘柄数・分析機能重視ならMT5。筆者はEA運用メインのためMT4を使っています。
事前準備:MT4口座を作成する
Exnessで新規口座開設すると最初にMT5口座が自動作成されます。MT4を使うには、パーソナルエリアから追加でMT4口座を開設する必要があります。
MT4口座の作成手順
- パーソナルエリアにログイン
- 「新規口座開設」をクリック
- 「本取引口座」を選択
- プラットフォーム「MT4」を選択
- 口座タイプ(ロースプレッド推奨)・通貨(JPY推奨)・レバレッジを設定
- パスワードを設定して「口座開設」
口座開設がまだの方は以下の記事から先に登録してください。
関連記事:Exness口座開設の手順|日本語で5分でできる完全ガイド
ログイン情報の確認方法
MT4へのログインには口座番号・パスワード・サーバー名が必要です。Exnessはログイン情報をメールで送信しないため、パーソナルエリアで確認します。
パーソナルエリア → 該当口座の歯車アイコン →「口座情報」で口座番号とサーバー名を取得。サーバー名は「Exness-MT4RealX」(Xは数字)の形式です。
MT4のダウンロードとインストール
Windows版
- Exness公式サイトにログイン
- 上部メニュー「プラットフォーム」→「MetaTrader 4」を選択
- 「MetaTrader 4をダウンロード」をクリック
- ダウンロードされた「exness4setup.exe」をダブルクリック
- 利用規約に同意し「次へ」→ インストール開始(数分で完了)
- 「完了」をクリック
デスクトップにMT4のアイコンが作成されます。保存先は初期設定のままでOK。
Mac版
ExnessではMac対応のMT4も提供しています。ダウンロードページから「Mac版」を選択してください。
スマホ版(iOS / Android)
- App Store(iOS)またはGoogle Play(Android)で「MetaTrader 4」を検索
- インストール後、アプリを起動
- 「既存のアカウントにログイン」を選択
- 検索欄に「Exness」と入力 → 自分のサーバーを選択
- 口座番号とパスワードを入力 →「サインイン」
ウェブターミナル版
ダウンロード不要。Exness公式サイトのウェブターミナルにアクセスし、口座情報でログインするだけですぐに取引可能。外出先や共用PCでの利用に便利です。
MT4へのログイン
Windows版のログイン手順
- MT4を起動
- メニューバー「ファイル」→「取引口座にログイン」を選択
- ログインID(口座番号)・パスワード・サーバー名を入力
- 「ログイン」をクリック
ログイン成功時は確認音が鳴り、画面右下の接続状態が緑色になります。「無効な口座」と表示された場合は、口座番号・パスワード・サーバー名を再確認してください。
複数口座の切り替え
「ファイル」→「取引口座にログイン」で別口座の情報を入力すれば切り替え可能。「口座情報を保存」にチェックを入れておくと、次回以降ドロップダウンメニューから素早く切り替えられます。
初期設定
通貨ペアの表示設定
MT4の初期状態では表示される通貨ペアが限られています。取引したい銘柄を追加しましょう。
- 「気配値表示」ウィンドウ上で右クリック →「通貨ペア」を選択
- フォルダ一覧から希望の銘柄グループを展開
- 追加したい銘柄を選択 →「表示」をクリック
不要な銘柄は右クリック →「非表示」で整理できます。
チャートの表示
気配値表示ウィンドウで通貨ペアを右クリック →「チャート表示」でチャートが開きます。時間足の変更はツールバーのボタン(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN)で切り替え。
MT4のチャート分析機能は十分ですが、より高度な分析やマルチタイムフレーム表示を使いたい場合は、TradingViewとの併用がおすすめです。MT4で注文、TradingViewで分析という使い分けをしているトレーダーは多いです。
スタンダード口座の銘柄名に注意
Exnessのスタンダード口座ではシンボル名の末尾に「m」が付きます(例:USDJPYm)。ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座は末尾なし(USDJPY)。口座タイプに合った銘柄を選択してください。
注文方法
新規注文の出し方
- ツールバーの「新規注文」ボタンをクリック(またはF9キー)
- 通貨ペア・ロット数を設定
- 「成行売り(Sell)」または「成行買い(Buy)」をクリック
指値・逆指値注文
注文ウィンドウの「注文種別」で「指値注文」を選択。Buy Limit / Sell Limit / Buy Stop / Sell Stopから希望の注文方法を選び、価格を入力して発注。
決済(ポジションのクローズ)
ターミナルウィンドウの「取引」タブで、決済したいポジションの「×」ボタンをクリック。または、ポジションをダブルクリック →「決済注文」ウィンドウで「決済」をクリック。
EA(自動売買)の設定方法
ExnessのMT4でEAを動かす詳しい手順は以下の記事で解説しています。
関連記事:Exness MT4でEAを動かす方法|自動売買の設定手順を完全解説
基本的な流れは以下の通りです。
- EAファイル(.ex4)を入手
- MT4の「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Experts」フォルダにEAファイルをコピー
- MT4を再起動(またはナビゲーターウィンドウで右クリック →「更新」)
- ナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」にEAが表示される
- EAをチャートにドラッグ&ドロップ
- 「自動売買を許可する」にチェック → OK
- ツールバーの「自動売買」ボタンが緑色になればEA稼働中
よくあるトラブルと解決方法
ログインできない
サーバー名の選択ミスが最も多い原因。パーソナルエリアで正確なサーバー名を確認し、MT4のサーバー一覧から選択してください。MT5の口座情報でMT4にログインすることはできません。
銘柄が見つからない
口座タイプに対応した銘柄名を確認。スタンダード口座は末尾「m」付き。気配値表示の「通貨ペア」メニューから手動で追加してください。
チャートが「待機中」のまま
銘柄名が口座タイプと不一致の場合に発生。正しい銘柄名のチャートを開き直してください。
EAが動かない
ツールバーの「自動売買」ボタンが緑色か確認。赤色の場合はクリックして有効化。EA設定の「自動売買を許可する」にチェックが入っているか確認。
ダウンロードできない
必ずExness公式サイトからダウンロード。セキュリティソフトがブロックしている場合は一時的にレベルを下げてインストール。
まとめ
ExnessのMT4は、レバレッジ無制限×低スプレッド×EA対応という海外FXトレーダーにとって最強の組み合わせ。新規口座開設時にはMT5が自動作成されるため、MT4を使うには追加口座の開設が必要です。
ダウンロードからログインまでは10分もあれば完了。EA運用やスキャルピングを考えている方は、まずMT4環境を整えるところから始めてください。


















